数学のテストで時間が足りない方へ(7/9)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

当記事では、数学のテストで時間が足りない方向けの解答の高速化と点数アップのための判断術についてご紹介します。

 

まず、基本的にかなり計算が速く、且つ難問にも慣れているごく一部の生徒を除けば、全問解いていては時間が足りなくて当然です!

そこで、時間を確保するために考えるべきことは

①問題を速く解けるようになる②飛ばす問題を短時間で見極める

この2点が重要になります。では1つずつポイントを確認していきましょう。

 

①問題を速く解くために

基本的に、問題を解くのに時間がかかる大抵のケースは、

「読むのが遅い」または「計算が遅い」

です。ここでは「計算が遅い」場合の練習方法を紹介します。(読む速度を上げるのはたくさん読むか専門的な訓練しかありませんので)

計算が遅い生徒の多くが、簡単な計算も筆算しています。まずは、普段の学習からルールを決めて暗算の練習をしましょう。

例えば、以前私が教えたとある生徒には「2桁×2桁までは時間がかかっても暗算で解く」というルールを徹底させていました(こうすると自動的に複雑な計算は工夫をするようになります)。その結果、徐々に計算が速くなっていき、数学のテストで「時間が足りず、分かる問題を解けなかった」ということがほとんどなくなり、平均10点ほどアップしました。まあ、ここまでいかなくとも、2桁×1桁ならば少し練習すればほぼ誰でも暗算でミス無くできるようになるので、是非練習してみてください。

 

②飛ばす問題を短時間で見極めるには

では、問題をパッと見てすぐに「解けるか解けないか」を見極める方法です。

まず前提ですが、目標となる点数によってどこまで解けなければいけないかは変わってきます。それも踏まえて確認します。

私の場合、解く順番を徹底し、どのタイミングで見直しをするかまで決めて、何度も模擬テストをさせています。

例えば、「大問1の全問を解く」→「大問2以降の(1)を全て確認し、パッと解けるものを解く」→ここで一旦見直し→「残っている問題で、規則性のものを解く」→「残っている問題で、関数のものを解く(大問の最終問題は飛ばす)」→ここで再び見直し(ここでテスト終了を目標にペース配分)→時間がまだあれば「残りを順番に解いていく」

こんな感じです。勿論、計算練習、規則性、関数についてはテストまでに徹底して確認しておくのが前提です。(生徒によっては規則性・関数のところは変わります。)

複合問題については扱いが難しいのですが、生徒が「関数(規則性)の問題だからできそう」と感じれば解く、で概ね大丈夫です。

 

このように普段からしっかりと時間制限を意識して勉強していけば、自ずと余裕を持って見直しまでできるようになり、点数にも表れてきます。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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