受験勉強のための”大きな”目標は不要です(8/5)
皆様こんにちは。
河野塾塾長の河野ゆうじです。
さて、タイトルを読んで、「それはないでしょ!」と思った方が多いかと思います。しかし、脳科学的には”大きな”目標は不要です。むしろ、悪影響まであるかもしれません。
では、そもそも目標というのは何のために設定するのでしょうか?
①努力の方針を決めるため。②やる気を維持するため。
この2つが大きいかと思います。それぞれについて、不要である理由を説明したいと思います。
①努力の方針は決める必要がありません。
これは、当記事を書いている8月5日時点での話です。入試が目前に迫っている場合は別になります。
さて、目標設定による努力の方針というのは、要するに「どこまで努力をするかを決める(限定する)」ということです。断言しますが、将来のための志望校の選択は偏差値が高いほど望ましいのです(既に具体的な将来の目標に向けて動き始めている方は話が違います)。
これは学歴至上主義を肯定しているのではなく、偏差値の高い学校ほど努力をし、高い志を持った生徒が多く在籍しているため、よりよい出会いが得られる可能性が高いのです。
志望校を決めなければならないギリギリまで全力で努力し、自分の実力で合格可能な最も偏差値の高い学校を受験しましょう。
②やる気の維持には、”小さな”目標が必要です。
やる気を維持するため目標は、短期的なスパンで達成できなければ意味がありません。
目標の達成こそがやる気を鼓舞し、より良い努力を生み出すのです。
その点では、”大きな”目標はむしろ悪影響を及ぼします。何せそう簡単には達成できませんので、目標達成ができていない状況が長期間続くことになってしまいます。これは最もやる気を失うことの1つですね。
以上です。受験を制し、将来を豊かにするためにも、是非小さな目標を日々更新しながら努力を続けましょう。
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