「速さ」はどれほど重要なのか?~高速思考~(8/3)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

さて、勉強や仕事において、速くすることは非常に大切な要素です。では、思考・読解・筆記を意識的に速くしていくことでどのようなメリットがあるかを紹介します。

 

①制限時間内に仕上げることができるようになる

社会人の方の場合は業種にもよりますが、速く仕事を終えて定時で帰宅するのが認められる会社の場合は非常にメリットが大きいでしょう。

学生については、何よりもテストの時間が足りないという問題を解決してくれます。受験を意識する場合、非常に重要な力となります。

 

②集中してできる量が増える

まず、基本的に人間が1日の中で本当に集中することが可能な時間には限界があります。一般的な小・中学生ならば1~2時間程度、長時間集中する訓練をしている方で3時間が限界だと考えられます。

その短時間でどれほどの成果を出せるかが重要なのですが、単純に考えて他の人の2倍の速度で物事を考え、進めていけば、2倍の成果があがりますよね。

長い時間をかけて質の悪い努力を続けるよりも、高速かつ短時間で良質な努力をしていきましょう。

 

③自信がつき、やる気が出る

①②で紹介したように、高速化によって成果を得られるようになれば、必然的に自信がつきます。また、速く文章を読んだり、速く物事を考えること自体が、ポジティブな思考や行動力を与えてくれるという研究結果もあります。

そして、やりたいことが増えてくると、より時間を上手く使うために、更なる高速化をしていくことになるという好循環が期待されますね。

 

では、具体的にどうやって思考を高速化するのか。日常的に、簡単にできる方法があります。私も毎日のようにやっています。それは、

動画や音声を倍速で聞き、それについての感想や疑問を速くメモする

ということです。世の中にたくさんある動画サービスの多くは、速度の調整が可能です。また、オーディオブックなどの速度を変えて聞くのもよいでしょう。

私は大抵の動画を視聴するときに、1.5倍速~2倍速で再生するようになりました(元々これを分かっていて速く話している方の動画は1.25倍速ですが)。また、中学生のクラス指導では、話す速度・板書の速度ともに意識的に速くしています(滑舌が悪くならない限界まで)。

そうすると、生徒の書く速度、解く速度もだんだん速くなってくるため、テストで時間が足りないということも減ってきます。そして、課題を短時間でこなせるため、量を増やしてもあまり負担にならず、勉強量をしっかりと確保できるようになります。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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