成績下位の生徒向け、時期別重点学習教科について(6/30)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

当記事では、主に勉強が苦手な生徒(全教科平均点未満)に向けた「どの教科から頑張ればいいか」について、勉強を始める時期別の基準をお話しします。

 

前提として、いきなり5教科全てを満遍なく勉強するのは非効率です!

5教科全てを満遍なく勉強するのは、最低でも総点が平均点を超えてきたあたりからと考えてください。なぜなら、「勉強の習熟が進むほど、同じ時間での勉強効率が上がる」からです。

例えば、成績上位の生徒であれば、テスト範囲が発表されてからテスト勉強をしても十分に全教科90点以上とれる程度に復習が可能です。ですが、今までの積み重ねがない生徒ですと、1~2教科の復習で手一杯になります。

それでは、具体的に挙げていきましょう。

 

1.いち早く結果が得たいなら理科・社会を優先しましょう。

基本的に理科や社会は、テストの点数を上げるだけならテスト範囲以外の内容を復習する必要がありません。指定された範囲を細かく復習するだけでもある程度の結果を得られます。

また、単元ごとに独立しているため、今まで勉強できていないところがあっても、特に支障が出ません(あくまでも定期テストや範囲の狭い実力テストに限ります)。

よって、基本的に受験生は全員理科・社会を最優先で伸ばしましょう。

 

2.「学力」を身につけたいなら数学が最優先です。

よりはっきりと言うと、「数学ができるようになれば、残りの4教科の点数を上げる努力が軽減されます。」

ここで言う数学の勉強というのは、数学の論理的な考え方を身につけるという意味であり、ただ数学の点数を上げるという意味ではありません。つまり、後々の労力を減らすために今遠回りをすることになります。(数学の点数だけを伸ばしたいのであれば、暗記で大部分が補えるので、近いうちに記事にします。)

よって、最終的に成績を上げなければいけない「入試」までに時間的余裕がかなりあり、且つ中々結果が出なくても心が折れない場合のみ数学を優先すべきです。実際は、理科・社会を先に頑張って、「頑張れば結果がついてくる」と実感してからでも遅くないと思います。

 

大部分の方は1をおすすめしますので、過去記事の暗記のコツも参考にしていただき、少しでも努力量を減らして結果を得られるように頑張ってください。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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