学習習慣を定着するための極小ステップの努力法(6/23)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

当記事では、いわゆる「スモールステップ」の重要性と正しい解釈についてお話します。

 

「スモールステップ」という言葉を最近になって耳にするようになったと感じる方も多いかと思います。簡単に言うと、「小さなことから始める」ということなのですが、努力が続かないという人は大抵ここがしっかりとできていません。

例えばですが、「全く学習習慣のない生徒が家庭学習を始める」という場合を考えてみましょう。友人でもお子様でもかまいませんが、この場合にどんなことから始めさせますか?

 

 

僕が思う正解は....

 

「1日5分でいいから、毎日机に座る習慣をつける」

 

です。勉強はしなくてもかまいません。

これを読んだ皆様は、「そんなことしても意味がない!」と感じられたことでしょう。ご安心ください。これから詳しく解説します。

 

まず、何故「しなくてはいけない」と理解している努力ができないのでしょうか?

その答えとして、「人間は本能的に変化を恐れる生き物である」ということが挙げられます。つまり、努力そのものが嫌なのではなく「努力していない状態→努力している状態」という変化が嫌なのです。

この本能的な忌避を無視して努力を続けようとすると、脳はなんとかこの変化を防ごうと、「言い訳の達人」になってしまうのです。

つまり、この「変化」を最小にし、努力を始められる準備をすることが「スモールステップ」のポイントです。

 

そして、この最小の努力を始めると、少しずつの変化なら受け入れられるように脳が変化していきます。そうすればしめたもので、ここから「5分間勉強をする」→「10分間勉強をする」等、少しずつ努力の質・量が改善されていくのです。

 

まとめると、努力を始めて継続するためには、一般的な認識よりも遙かに小さい「極小のスモールステップ」から始めることが大切であるということです。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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