ついサボりそうになったときに考えること(8/8)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

さて、皆様も日常生活、勉強、仕事とついつい手を抜いてしまいそうになることってありますよね。そんなときに踏ん張れるようにするためには何を考えればよいのでしょうか?

 

私は、サボった結果訪れる未来を想像します

例えば、授業の予習をついサボりたくなってしまったら、「予習しておかないと生徒に上手く説明できなくて恥をかくな」とか「ここが上手に説明できないと次のテストで間違いなく点数が下がるな」といったことを想像し、だったら面倒だけど頑張った方が結果的に楽ができるな。という結論に持っていくことでサボりを回避しています。

 

また、これに加えて、頑張った結果得られる未来を想像し、2つを比べるとより効果的かと思います。

上の例では、「でも、頑張って予習しておけば授業が上手くいって成績も伸びるよな」と考え、「成績が下がる」と「成績が伸びる」を比べれば、後者が良いのは考えるまでもなく分かることですよね。

つまり、サボらない方が自分にとって得なのですから、サボる理由は無くなりました。よって、頑張ろうという結論になります。

 

勿論、想像するまでもなくサボるとよくない結果になるのは分かっていると思いますが、具体的な想像は感情に大きく作用しますので、漠然と「サボるのはよくない」と考えているだけよりもやる気が出やすくなるのは間違いありません。

 

この方法を使ってもサボってしまう方は、下の記事も読んでみてください。

 

kawanojuku-contents.hatenablog.jp

 面倒=サボる、という流れを断ち切ることができるようになりましょう。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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理解と記憶の基準は”誰に説明できるか”(8/7)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

当記事は、以前紹介した「人に教えるつもりで勉強しよう」の続編となります。

 

kawanojuku-contents.hatenablog.jp

 

 

タイトルについて具体的に説明すると、①知識がある人にしか理解できない説明、②知識のない大人にも理解できる説明、③知識のない子どもでも理解できる説明、のどれができるかで理解度が概ね判断できるという話です。

①しかできない状態では、1問1答形式しか正解できないことが多く、理解度が充分とはいえません。②までできるようになるのが1つの目標で、記述問題でもしっかりと点数をとれる理解度といえます。

③が非常に重要で、ここを目指して勉強することで自分の理解・記憶の定着をともに促進することができます。

 

では、③を目指すためには何を意識して勉強するとよいのでしょうか?難しいことを簡単なように説明するためには...

 

日常のことや相手の好きなものに例えて説明できるようにしましょう。

 

特に、関数や方程式、法律関係、実験の注意点なんかはこれができるようになると理解しやすく、覚えやすくなります。

例えば、「製造物責任法」の説明をするときに、相手が「ドラ◯ンボール」を知っていれば「ス◯ウター」(測定値を超えると爆発する)を例に説明します。(文字では伝わりづらいかもしれませんが、私は毎年使っており、ほぼ確実に一発で理解させられる鉄板の説明方法です。)

 

大切なのは、こういった例え話を考える過程で理解・記憶がしっかりと定着するということです。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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「感情」と「行動」を切り離そう(8/6)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

さて、皆様は何か行動を起こすとき、あるいは行動を止めるとき、感情が理由になっていませんか?

例えば、「お腹がすいたから、食事をとる」「何となく怠いから、やるべきことをサボる」「失敗が怖いから、挑戦をしない」といった感じですね。これを当たり前だと考えている方は多いでしょうが、訓練で脱却できるものです。そして、これを脱することで、努力の質・量が大幅に改善します

その訓練方法とは...

何か判断するときに、「その感情がもしなかったら、どう判断をするか」を想像する習慣をつけることです。

例えば、「お腹がすいたけれど、空腹を感じないとしたら食事をとる時刻ではないから、食事はとらない」「何となく怠いけれど、怠さがなければすべきだから、やる」「失敗が怖いけれど、恐怖を感じなければ挑戦した方が得だから、挑戦する」といった具合に考える習慣をつけていきます。

 

実際、私は空腹を感じても食事をしてもよいと決めた時間以外には一切食べません(飲み物もノンカロリーのものしか飲みません)。また、このブログも、「休日に設定していて、且つ書くべき内容が無い」場合以外は、どれだけ面倒でも必ず書くようにしています。

 

このようにトレーニングを続けていくと、毎日を無駄にせずにすむようになります。また、変化への恐怖(詳しくは過去記事参照)を乗り越えやすくなり、新しいことを始めやすくなっていくことも期待できます。

そして、努力を続けられることで必然的に成果があがり、やる気の向上によってさらに努力の質が良くなっていくという好循環を生み出せるでしょう。

 

kawanojuku-contents.hatenablog.jp

 以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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受験勉強のための”大きな”目標は不要です(8/5)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

さて、タイトルを読んで、「それはないでしょ!」と思った方が多いかと思います。しかし、脳科学的には”大きな”目標は不要です。むしろ、悪影響まであるかもしれません。

では、そもそも目標というのは何のために設定するのでしょうか?

①努力の方針を決めるため。②やる気を維持するため。

この2つが大きいかと思います。それぞれについて、不要である理由を説明したいと思います。

 

①努力の方針は決める必要がありません。

これは、当記事を書いている8月5日時点での話です。入試が目前に迫っている場合は別になります。

さて、目標設定による努力の方針というのは、要するに「どこまで努力をするかを決める(限定する)」ということです。断言しますが、将来のための志望校の選択は偏差値が高いほど望ましいのです(既に具体的な将来の目標に向けて動き始めている方は話が違います)。

これは学歴至上主義を肯定しているのではなく、偏差値の高い学校ほど努力をし、高い志を持った生徒が多く在籍しているため、よりよい出会いが得られる可能性が高いのです。

志望校を決めなければならないギリギリまで全力で努力し、自分の実力で合格可能な最も偏差値の高い学校を受験しましょう。

 

②やる気の維持には、”小さな”目標が必要です。

やる気を維持するため目標は、短期的なスパンで達成できなければ意味がありません。

目標の達成こそがやる気を鼓舞し、より良い努力を生み出すのです。

その点では、”大きな”目標はむしろ悪影響を及ぼします。何せそう簡単には達成できませんので、目標達成ができていない状況が長期間続くことになってしまいます。これは最もやる気を失うことの1つですね。

 

以上です。受験を制し、将来を豊かにするためにも、是非小さな目標を日々更新しながら努力を続けましょう

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人に教えるつもりで勉強をしよう(8/4)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

さて、今でこそ表立って言うことができますが、私は塾業界に入ったばかりのころ、

英語が苦手でした

しかし、英語の講師が足りず、ほぼ研修も無しに英語の授業を受けもつようになりました。そこで、適切な授業をできるように勉強をしなければいけないと思い、教科書を覚え、ワークを全て解き、授業動画を見漁りました。

そして現在、こと中学生の学習内容に関しては、

解く、教えるともに英語が最も得意になったと感じています

これは、授業で多くの生徒に分かりやすく教えられるように考えながら勉強した成果です。

 

では、人に教えるつもりで勉強するというのは、具体的にどのようなことを意識するのか、ポイントはたった1つです。

 

勉強したことを自分の言葉で説明してみましょう

 

まず、全く知らないことを人に教えることはできませんので、教科書を読むなり、ワークを解くなりしましょう。

そして、少しでも理解できた内容があれば、それを説明してみましょう(書いてもいいし、言ってもかまいません)。

ここで気をつけてほしいのは、理解するために読んだ説明をそのまま書き写しても意味がないということです。

要するに、「教科書・ワークの内容をまとめて要約する」ということです。例えば、中学1年生の”be動詞の文の作り方”をまとめると、

 

①be動詞(am,are,is)は文の動詞によって使い分ける。主語がIならばam、youまたは複数ならばare、それ以外(I,you以外の単数)ならばisを使う。

②肯定文(普通の文)は、主語+be動詞+その他+.(ピリオド)の順に並べる。

③疑問文は主語の前にbe動詞を動かし、.を?(クエスチョンマーク)にする。疑問文への答えは、疑問文と同じものを指す代名詞を使い、yes,noで答える。

④疑問詞(what,howなど)は疑問文の文頭に置き、yes,noを使わずに答える。

⑤否定文はbe動詞の直後にnotを置く。

 

といったまとめ方になります(1年生に説明する内容に留めているため、実際はもう少し細かいルールがあります)。

このように自分の言葉でまとめることで、自分の理解を深めるとともに、覚えた内容をアウトプットすることにつながり、強く覚え込むことにも繋がります。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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「速さ」はどれほど重要なのか?~高速思考~(8/3)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

さて、勉強や仕事において、速くすることは非常に大切な要素です。では、思考・読解・筆記を意識的に速くしていくことでどのようなメリットがあるかを紹介します。

 

①制限時間内に仕上げることができるようになる

社会人の方の場合は業種にもよりますが、速く仕事を終えて定時で帰宅するのが認められる会社の場合は非常にメリットが大きいでしょう。

学生については、何よりもテストの時間が足りないという問題を解決してくれます。受験を意識する場合、非常に重要な力となります。

 

②集中してできる量が増える

まず、基本的に人間が1日の中で本当に集中することが可能な時間には限界があります。一般的な小・中学生ならば1~2時間程度、長時間集中する訓練をしている方で3時間が限界だと考えられます。

その短時間でどれほどの成果を出せるかが重要なのですが、単純に考えて他の人の2倍の速度で物事を考え、進めていけば、2倍の成果があがりますよね。

長い時間をかけて質の悪い努力を続けるよりも、高速かつ短時間で良質な努力をしていきましょう。

 

③自信がつき、やる気が出る

①②で紹介したように、高速化によって成果を得られるようになれば、必然的に自信がつきます。また、速く文章を読んだり、速く物事を考えること自体が、ポジティブな思考や行動力を与えてくれるという研究結果もあります。

そして、やりたいことが増えてくると、より時間を上手く使うために、更なる高速化をしていくことになるという好循環が期待されますね。

 

では、具体的にどうやって思考を高速化するのか。日常的に、簡単にできる方法があります。私も毎日のようにやっています。それは、

動画や音声を倍速で聞き、それについての感想や疑問を速くメモする

ということです。世の中にたくさんある動画サービスの多くは、速度の調整が可能です。また、オーディオブックなどの速度を変えて聞くのもよいでしょう。

私は大抵の動画を視聴するときに、1.5倍速~2倍速で再生するようになりました(元々これを分かっていて速く話している方の動画は1.25倍速ですが)。また、中学生のクラス指導では、話す速度・板書の速度ともに意識的に速くしています(滑舌が悪くならない限界まで)。

そうすると、生徒の書く速度、解く速度もだんだん速くなってくるため、テストで時間が足りないということも減ってきます。そして、課題を短時間でこなせるため、量を増やしてもあまり負担にならず、勉強量をしっかりと確保できるようになります。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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テストで減点されない作文の書き方(8/1)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

さて、7月も終わり、最初の登校日が提出期限の宿題を仕上げにかかっている時期かと思います。

その提出物の中に、読書感想文が入っている学校も多いことでしょう。

せっかく読書感想文を書くのであれば、受験勉強として活かしていきたい。そこで、「減点されない作文を書く方法」を紹介したいと思います。読書感想文で練習して、入試本番に備えましょう。

前提として読書感想文については、既に読む部分は終えているものとして話を進めますね。また、コンクールで賞を取りたい方には全く向いていない書き方となります。私自身入賞したことはありませんので、そういったコツは分かっていません。あくまでも、入試問題での作文の練習と考えてください。

 

 

①敬体か常体に揃える

基本的なことですが、案外できていない生徒が多いと思います。簡単な言葉で言うと「~です。~ます。」を使うか使わないかを作文全体でしっかりと統一してください。個人的には、ですます調での細かい言葉の使い方が分かっていない生徒が多いこともあり、常体(です・ますを使わない)をおすすめします

ですます調で書く場合は、「です」は「だ」の丁寧語であるということを意識すると減点が減るかと思います。例えば、「~が欲しいです」と書いた場合、「~が欲しいだ」という日本語は標準語ではないため減点されます。(正しくは~が欲しい"の"です)

 

②漢字・ひらがな・カタカナを適切に使い分ける

これも当たり前だと思われる方も多いでしょうが、意外と多くの生徒が徹底できていないのです。具体的には、小学生は既に習っているものは全て漢字で書き、中学生は小学校で習ったものは全て漢字で書きます。また、「~してくる」「~していない」「~すること」のように、漢字で書いてはいけない場合(補助動詞、補助形容詞、形式名詞など)もあります。やや難しいのですが、しっかりと学習して意識できるようにしましょう。

カタカナ表記についても勘違いしている生徒が非常に多いのですが、基本的に外来語(中国語以外の外国語に由来する言葉)と擬声語(音や鳴き声を表した言葉)以外はカタカナ表記してはいけません。よく、リンゴやサルなどとカタカナで書かれていることがありますが、リンゴは林檎、サルは猿という漢字表記ができる言葉なので、基本的にはひらがなで書くべきでしょう。

例外として、読書感想文の場合は読んだ書物から引用することがあるかと思います。引用する場合は必ず元の表記のままで書いてください。(ひらがなで書かれてあれば漢字を習っていてもひらがなで、カタカナで書かれてあれば外来語・擬声語以外でもカタカナで書いてください。)

 

③内容・段落の長さをある程度揃える

これは読書感想文に限らず、全ての作文に共通するのですが、バランスが悪いものは減点対象となることがあります。読書感想文であれば、「この本を選んだ理由と印象に残った場面」「得られた教訓や感想(面白かった・感動したはなるべく外す)」「関連する実体験」あたりがバランスよく書けていることが望ましいと思います。(実体験が書かれていない作文が多い印象です。)

 

以上となります。基本的には入試問題での作文を短時間で書くことができるようになるための練習と考えて取り組んでみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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